アーユルヴェーダ大百科

アーユルヴェーダの基礎知識から、生活での実践方法まで幅広くご紹介!

*

お弁当は温めないで!

   

お弁当は温めないで!

突然ですが、お弁当を食べる時、電子レンジなどで温めて食べていますか??

学生の頃は教室に電子レンジがなかったため、そのまま常温で食べていた方も多いと思います。

ただ社会人になると、職場に電子レンジがあったり、コンビニ等で買ったお弁当はその場で温めてくれたり、と簡単にお弁当を温めることができますよね。

ただ、もし冷めてもおいしいお弁当なのであれば「お弁当は温めずにそのまま食べること」をおすすめします。

再加熱で栄養は失われる

アーユルヴェーダでは健康増進のために「食事はできる限りつくりたてのものを食べること」を推奨しています。

確かにつくりたての料理の方が美味しいですし栄養が豊富そうなのもわかるけど、実際どのくらい作り立てとそうでないかで差があるの!?と思い、調べてみました。

農業技術研究機構作物研究所の増田亮一先生の研究では、1度加熱処理した大豆を冷蔵保存し、その後再度90秒間加熱処理すると20%のビタミン葉酸が減少する、という結果がでたとのこと。

加熱処理はすればするほどビタミン葉酸は減るため、加熱は1回にとどめることが望ましい、とおっしゃっています。

またつくば国際大学医療保健学部の教授である吉田恵子先生の研究によると、112度のお湯で15分間茹でた直後の大豆と、その後保存のために冷凍した大豆のビタミンB1の含量を調査したところ、冷凍することでビタミンB1の含量は約1/2へと減少することがわかりました。

(茹で時間や冷凍速度によって栄養の減少傾向には差が出るため、上記のデータが絶対ではないことをご了承ください。)

単純に上記のデータをとらえると、再加熱は栄養が2割減、冷凍保存で5割減、冷凍保存したものを再加熱すると。。。

もちろん栄養といっても多数あるわけなので、全てが同様に減少していくわけではないと思いますが、加工すればするほど栄養価が減っていくことは事実のようです。

お弁当のレシピ本などを読むと「冷めても美味しいおかず」という言葉をよく目にしますが、単に美味しいだけでなく、温めないでOK=栄養価を損なわない、という利点もあるようです。

今は保温機能の高いお弁当箱もあるようなので、「時には温める必要のないお弁当」を意識することもいいかもしれませんね。

参考文献:

増田 亮一(2009)「エダマメに豊富なビタミン葉酸の安定性に及ぼす短時間加熱処理の影響」『平成21年度年報』pp.238-246,飯島記念食品科学振興財団

吉田恵子(2009)「嗜好性、機能性、栄養価を保つ茹で大豆の調理、加工法の検討」『平成21年度年報』pp.232-237,飯島記念食品科学振興財団

著者のサロン紹介
アーユルヴェーダ 東京サロン「カルム」

東京No.1の安さで、高品質なアーユルヴェーダをご提供します。全身オイルマッサージは5,900円、シロダーラは8,900円という格安価格。サロンは駅徒歩2分の好立地です。

 - 食事, 食事法