アーユルヴェーダ大百科

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イライラしている時に!片鼻呼吸法

   

イライラしている時に!片鼻呼吸法

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気温が下がり冷たい風が吹く近頃。

アーユルヴェーダではこのような季節はイライラしやすかったり不安になりやすい季節として考えられています。

集中力が低下しやすくなるほか、気が変わりやすかったりストレスから無駄遣いしやすくなる、とも。

そんなイライラや不安な気持ちを抑えて気持ちをスッキリさせてくれる呼吸法が「片鼻呼吸法」。

ヨガの呼吸法であり「ナーディショーダナ呼吸法」とも呼ばれる簡単な呼吸法をご紹介いたします!

 

片鼻呼吸の方法

今回は日本ナチュラルヒーリングセンター代表であり数多くのアーユルヴェーダおよびヨガに関する講演を行っている西川眞知子先生の著書『チベット体操&アーユルベーダ・ヨーガ』に記載されている片鼻呼吸法をご紹介いたします!

片鼻呼吸法

①右の鼻孔を右手の親指で塞ぎ、左の鼻孔から息を出し、吸う

②左の鼻孔を右手の薬指で塞ぎ、右の鼻孔から息を出し、吸う

③左右5回ずつ繰り返し、最後は左の鼻孔から息を出して終了

指の形が特徴的ですが、これは「ヴィシュヌムドラー」と呼ばれる手の形。

ヨガの3大神様のひとりであるヴィシュヌ神の力にあやかるため、ヨガではこの手の形で呼吸を行います。

片鼻呼吸で頭もすっきり!

そもそも人の鼻は左右両方の鼻孔(鼻の穴)から吸っているように見えて、実はどちらか一方が主体で吸っています。

そして右主体で呼吸した後は左主体で呼吸する、という風に自然と交互に吸うようになっているのです。

どれくらいの時間差で交互に吸うかは個人差があるのですが、それらは交換神経と副交感神経のバランスで変化します。

交感神経が増した片鼻が収縮し、副交感神経が増した片鼻が拡張するのです。

例えば交感神経が右の鼻粘膜を収縮させると左の鼻粘膜が副交感神経優位になり拡張するため、左鼻で呼吸するようになります。

また鼻呼吸は大脳の活動にも影響を与えていて、呼吸している片鼻と反対の脳の活動が活発になります。

つまり右鼻で呼吸をしている時は左脳の活動が活発になり、左鼻で呼吸をすると右脳が活発になるのです。

ゆっくりとした呼吸で心を整えると同時に、脳も活性化できる片鼻呼吸。

集中力を高めたい時や頭をスッキリさせたい時にぜひお試しください!

 

参考文献:

西川眞知子(2005)『チベット体操&アーユルベーダ・ヨーガ』PHP研究所
福原浩之(1996)「鼻呼吸のウルトラディアンリズムー新しい測定法による検討ー」『心理学研究』第66巻第6号pp.437-442,日本心理学会

著者のサロン紹介
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